解体屋さんに高く売れる車

高く売れる車の代表選手、ハイエース

ハイエースは、10年落ち以上でも10万キロ以上走っていても、廃車や解体にせずに買取をしてもらいましょう。
ハイエースは、古くても高く売れる車の代表選手です。それは日本だけに限らず海外、特にアジア各国等途上国で非常に人気が高く、値落ちが少なく高く売れるのです。

高く売れる車の代表選手、ハイエース

ハイエースが初めて世に出たのは1967年で50年を超える歴史の有る車です。
今のモデルは5代目(H200系)で4代目(H100系)発売から15年ぶりの2004年にフルモデルチェンジされ、ボディサイズはロングとスーパーロングの2種類となり
車の幅が広いモデルも追加され5ナンバーと3ナンバーサイズとなりました。
海外では、4代目(H100系)のハイエースもまだまだ人気で、年式で考えると考えられない様な値段で高く売れています。

どこに売れば高く売れるか

日本国内では10年経つと中古車としての販売が難しくなるので、国内での販売だけしかしていない業者では、買取価格がほとんど無しになってしまいます。
しかし、海外では15年落ちであっても、20万キロ・30万キロであっても現役で元気に走っています。
需要が有る海外に販売するのが前提であれば、買取価格は想像するより高値が付くことが有ります。
つまり、解体屋さんでも買取屋さんでも、海外に販売するルート・販売網を持っている会社に売れば、高く売れるのです。

ディーラーの下取りに出すと損をする

気を付けなければならないのは、日本のユーザーが海外でのハイエースの人気の事実をほとんど知らないという事です。
車を乗り替える時に、ほとんどの人はディーラーや中古車屋さんで車を買い、今乗っている車をディーラーや中古車屋さんへ下取りに出していると思います。
10年以上乗っていたような特に古いハイエースを乗り換える時は、下取りに出すと損をしてしまいます。
ディーラーや中古車屋さんは、下取りした車を国内だけで販売しようとします。
海外に売れば需要が有って高く売れるのに、国内では需要は少なく高く売れない為査定がほとんど付かず0円~数万円の査定になる場合も有ります。
そうなってしまうと、数十万円の損となりますので、海外への販売ルートを持っている解体屋さんや買取屋さんに売るようにしましょう。

古くても高く売れる理由

古いハイエースが売れる国は、新興国や発展途上国のアフリカや東南アジアや中東の国です。
これらの国では、自家用として使用するよりも、大人数が乗れるバスとしてや、タクシーとして、そしてたくさんの荷物を載せる仕事用の車として活躍しています。
そのような使われ方をしますので、丈夫で壊れにくく人や荷物をたくさん積めて、耐久性が有り、いろいろな使い方のできるハイエースが引っ張りだこなのです。
又、日本の車は、車検制度が有るおかげでしっかりと定期的に整備され、メンテナンスも行き届いており、
更には舗装されたきれいな道を走っていますので、足回りの劣化も少なく、海外の人から見ると非常に程度の良い車だという事も理由となっています。

修理もしやすく部品も豊富

ハイエースは、日本でも人気でたくさん売れており、役目を終えて解体されたり廃車されたりしたハイエースがたくさん有ります。
それらの車からたくさんの部品取りがされており、中古部品も非常に豊富にあります。
又、モデルチェンジのサイクルが長い為、4代目(H100系)や5代目(200系)の車に使える中古部品がたくさん有ります。
海外で使われているハイエースも故障しますが、その故障した時に部品が豊富にあり修理して乗り続けることができるという事が
大きなメリットになっており、人気の1つの理由となっています。
日本の解体屋さんや買取屋さんから多くの部品が海外に輸出されているのです。

特に高く売れるのはディーゼルとマニュアルと多人数のグレード

ガソリンもそれなりに人気が有りますが、やはり長く使用して走行キロも20万キロ以上普通に乗りますので、
耐久性が有り、燃料が安く、燃費が良いディーゼルエンジンの方が人気が有ります。
又、多人数のグレードが人気で、海外では自家用ではなくほとんどタクシーやバスとして使用されているため、
多人数乗せることが稼ぎに繋がりますので、できるだけ多くの人を乗せて走っています。
車の定員は関係なく、乗せられるだけ詰め込んで乗せているのが実状なのです。

又、オートマとマニュアルでは、マニュアルの方が人気が有り高く売れます。
海外では、運転が楽とかというのは関係無く、マニュアルの方が耐久性が高く長持ちし、修理がしやすく、燃費も少し良いという事が重要視されています。

日本では需要が少ないですがマニュアルのハイエースは海外では非常に価値が高くなります。
マニュアル車と売るときには「マニュアルだからあまり高く売れないだろう」と思って、安い買取価格に納得しないようにしましょう。
マニュアルは海外、特に新興国や発展途上国では人気が有るという事を認識し、
解体屋さんや買取屋さんに高値での買取をさりげなく依頼してみるのも良いと思います。

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